ホームページによせられた皆様からの質問を紹介します。
今まで知らなかった、はちみつのあんなことこんなことがいっぱい!
もっともっとはちみつのことをご理解いただき皆様の健康ライフにお役立てください。
1. 食し方について
はちみつは結晶することがありますが、もちろん安全です。
気温が低くなるとハチミツの中に白い粒粒が見られます。これが結晶の始まりで、初期の結晶のかたちはさまざまで、カビのように見えることもあります。
また、結晶速度も花の種類によってまちまちで、結晶しにくいものもあります。結晶はハチミツ本来の物理性に起因するものであり、品質や栄養価、の変化や変質ではありません。ですから、安心してお召し上がりください。 ○ こんなときにハチミツは結晶しやすくなります。
・ハチミツの中のブドウ糖分が果糖分より多い場合。
・ハチミツに気泡があり、振動などが加わった場合。
・外気温が15℃以下になった場合。
・置き場所の室温や日射の関係で結晶がおこることも。
カレーにはちみつを入れた事がありますか?
某有名メーカー様のカレールーにもはちみつが入っているので、カレーにはちみつを入れるのはご存知の方もたくさんみえると思います。
甘みを足したり、翌日のカレーを軟らかくしたり、スパイシーさをひきたてたり・・・と色々なメリットがあります。。
ただ、こんなご質問もあります。「カレーがシャバシャバになってしまう・・・」「とろり感がない・・・」。
そうなんです。
それには材料やはちみつの酵素などが関係しているものだと考えられております。
はちみつの酵素がカレーのとろみの素である小麦粉の成分を分解してしまうそうです。
対応策としては、食べる直前に蜂蜜を入れてもらい少量づつ加減をしてもらう事や、はちみつを一度別のお鍋で沸騰させてから加えるなどがあります。
どちらにしてもカレーにはちみつを入れることによって、甘み、旨み、スパイシー感が引き立ちとても美味しくなります。ルーのメーカー様によっても違いがありますが、少しづつ試していただければと思います。
それもハチミツの性質のひとつです。
ハチミツに含まれている鉄分が、紅茶や緑茶のタンニン酸と結びついて黒く変化しますが人体には全く無害です。
ビンの破損に注意しながら、フタの周囲を軽くたたいたり、びんをさかさにしてフタの部分を熱湯に1分ほどひたして温めてからフタをねじってみてください。
はちみつは天然ブドウ糖と天然果糖からできております。
そのブドウ糖が結晶するのです。結晶のスピードは、とれた花や、温度、保存方法などによって、たいへん変わってきます。ただ、結晶したからといって品質が悪くなったということではありません。はちみつは、遅かれ、速かれ結晶します。
(1)フタを解放したナベの皿の上に。
(2)水はハチミツの液面より下の位置に。
(3)水から徐々に加熱し、50~60℃(指を長く入れておけない程度)になったら、トロ火に。
(4)結晶がとけ始めたらスプーンやはしで砕くようにしてかき混ぜる。
(5)完全に液状になったら湯から出して、自然に冷やす。
2. 賞味期限について
はちみつは腐ることはありません。
ですから冷蔵庫に入れる必要もありません。
常温で保存してください。
年数がたっているはちみつは、購入時に較べ色が黒くなっていますが大丈夫です。
品質は多少落ちるものの、栄養価は変わりませんので、お料理などのお砂糖代わりにお使いいただくことをおすすめします。
3. その他のご質問
日本で生産されているはちみつは、一般的にはちみつの流動性を高めるために、 40~50℃(お風呂の少し熱めの温度)ではちみつを温め、ビン詰めをしています。 はちみつを90℃や100℃などの温度で加熱することはありません。 もしそのような温度をかけたはちみつは、焦げてしまい焦げ臭くなります。 間違った情報が流れていますのでご注意ください。
ハチミツは大丈夫なのか? 平成19年5月の読売新聞の報道以来,ハチミツに関してたくさんのお問い合わせをいただいています。何が問題なのか焦点がややぼやけてしまいましたが,この問題にスポットライトを当てた記事を玉川大学 中村教授がウェブサイトに記載されています。ご参考に。。。 「ハチミツの真正評価とその問題点」・・・記事のダウンロードはこちらから
結論からいいまして、問題ありません。
乳児ボツリヌス症を心配していると思うのですが、 あくまでも対象は、8ヶ月未満の腸が形成されていない乳児限定です。
成人・老人が摂取しても問題ありませんし、成人女性の授乳により胎児 に影響でることはございません。
逆に、授乳中は栄養面の観点から積極的にはちみつを摂取することを オススメします。
ローヤルゼリーには、話題の成分デセン酸をはじめ、アミノ酸・ビタミン・ミネラル・脂肪酸など、40種類もの栄養源が含まれております。最近では健康食品だけでなく、化粧品の原料として幅広く使用されています。
摂取方法としては、酸が大変強いのではちみつなどに混ぜると食べやすくなります。
お茶・紅茶・コーヒーとの相性が良くないとの話がありますが、事実関係はわかっていません。
健康食品ですので食べる時間などは決まっていませんが、1日のエネルギーを吸収しやすい朝に摂取されることをおすすめします。
花粉とは、ミツバチが花の花粉を集め巣に持ち帰ってもの。養蜂家のなかでは、ハチパンと呼ばれています。ミツバチの栄養源のひとつです。最近の研究で、ビタミン・ミネラル類・酵素・アミノ酸・必須アミノ酸・食物繊維などがとても多く含んでおります。
摂取方法としては、花粉独特の香りがあるのためそのままで食べにくいので飲み物に溶かしてお召し上がり下さい。1日に飲む量、時間は決まっていません。
自然界の土壌の中にはボツリヌス菌という菌が存在します。これはお野菜などにも存在する菌ですが通常乳幼児が生野菜を食べることは考えられないため、表示していないのですが、はちみつの場合は栄養食品ですから乳幼児の口に入ることもあります。
1歳のお誕生日を迎えてから、お子様の成長のためにもぜひ、はちみつを食べてください。
オーガニックとは有機栽培という意味。有機栽培とは、3年以上農薬や化学肥料を使用していない土壌で栽培したものをいいます。